NHKをつけっぱなしにしていたら、
フジファブの志村についての番組が始まり、見入ってしまいました。

10年前、おっとがネットニュースで訃報を見つけてきて、
えっ、うそでしょ? え? と最初、ちょっと笑ってしまい、
まもなく、ウワーっと泣いたのを覚えています。

中野サンプラザの志村會(お別れ会)にも行きました。
10年も前と言われればそんな気もするし
ついこのあいだのような気もします。

ともかくもうとっくに志村の年を追い越してしまいました。
それなのに、自分は何も成せていないような気がする。

20200211_nikki


ふうちゃんとおっとと散歩しながら、
わたしはもうとにかく「楽に」絵を描きたいのだという話をしました。
ペンや筆を、手足みたいに動かせるように。
技術的な話ではありません。
考えることすらせずに、
ただするすると、絵が生まれでるように。
力を抜く、ということすら意識しない世界で。
最終的にそこへ行きたいと思っているのだなと
話しているうちにわかりました。

若いころは、苦しまなければ
良い絵や音楽は生まれないと思っていました。
そのときのわたしにとってはそれはゆるぎない真実で、そう信じていました。
でも今は、それはちがったなと思っています。
絵や音楽が、そんなふところのちっぽけなもののはずがない。

わたしは今は、とにかく「楽」に絵を描きたいのです。
「楽」に、あらわしたいのです。
今はそのための技術をみがくときかも、と思っています。

それをほんとうにできるようになった、と感じたときに
何かを成したと思えるのではないかと、思っています。