2017年05月
まんが
絵日記 つらさ/メロンソーダ
絵を描いている時間の8割くらいは
あー、描きたいように描けない…
と思っている気がします。
残りの2割くらいの時間は、
おや、いいのが描けた、と思っていますが、
それも時間が経ってみると
全然よくなかったりするので、信用ならない。
こんなに簡単にうつろってしまう
わたしの評価ってなんだろう。
描いてから、
客観視できるようになるまでの時間を、
もっと短くしたい。
てなことを、考えました。
そうそう。考えることができました…。
もう数年にわたって、
「ものの考えかたがわからない、
そのやり方が思い出せない」
という強迫観念があって、
それがしんどかったのですが、
ほんのすこし前から、
「あ、これが考えるってことか、
自分の頭で考えるって楽しい」と
思える時間が、少しずつできてきました。
嬉しい。
こんな時間が少しでも
増えていったらいいな、と思います。
いつまたそのやりかたを
すっかり忘れてしまうかもわからない、という
不安はぬぐえませんが。
思考ができると、
自信につながるということがわかりました。
自分がどういう人間なのかが見えてきて、
よりどころができるというか。
思考力がうばわれている状態で
「自分」というものをもつのは
とてもむつかしいんだと思います。